コロナが拡大してからすっかり海外旅行から縁遠くなっていましたが、21年9月にシンガポールから英国に移動して、10月後半には2週間にわたってスペインを訪れました。初回はバルセロナのコロナ後の観光事情について紹介します。
欧州から観光客がどっと押し寄せている
上の子が通っている英国のボーディングスクールが10月後半に2週間のお休みとなったので、欧州のどこかこれまで訪れたことのない国に旅行しようと考えていましたが、子供がワクチン接種をしていなくとも渡航でき、かつレストランや商業施設もスムーズに利用できるという理由でスペインを選びました。
各国のコロナにおける渡航規制について調べるのも手間がかかり、さらに感染状況の変化に応じて刻々と規制の内容も変わるので、今回は10年ぶりくらいに旅行代理店を使いましたが、とてもよくしてもらってバルセロナを始めとした各都市でのホテル滞在も快適に過ごせました。
航空券の手配は自分たちで行いましたが、欧州のあちこちを移動するような旅行では各都市に何日ずつ滞在するのか等のスケジューリングや、都市間の移動手段なども含めてまた旅行代理店を使おうと考えています。
バルセロナへの渡航にはロンドンのスタンステッド空港発着の格安航空を選びましたが、1つの空席もなく1年以上コロナで我慢を強いられてきた英国在住の人たちが、一気に海外旅行に参加し始めていることを体感しました。
バルセロナの街中ではまだアジア系の観光客はあまりいませんでしたが、欧州からの観光客は渡航規制がほぼ撤廃された21年秋からは急回復しているようで、サグラダファミリアやグエル公園などを始めとしたガウディの建築群は、平日でもオンライン予約がかなり先まで一杯になっていました。
有難いことにコロナ前と比較して、人気のレストランや屋外の施設については観光客数がまだ大分少ないようで、ネットで情報を集めて直前に予約したり、ふらっと訪れたりしてもそれほど待つことなく楽しめました。