菊地崇仁レクサスからも、オーナー向けのクレジットカードが発行されていて、それが「レクサスカード」です。
年会費は2万円＋税で、国際ブランドはVISA。サービス内容は、限りなくブラック・プレミアム系カードに近くなっています。
例えば空港ラウンジであれば、国内外の主要30空港44ラウンジを無料で利用が可能。JALとも提携していて、日本国内の空港のサクララウンジを国内線・国際線で毎年それぞれ1回利用できます。他にも、Visaプラチナサービス、世界約130カ国の一流ホテル8000軒が優待価格で予約できる「ワールドホテルホットライン」が付帯。全国の旅館やホテル・レストラン・料亭が使える特約店のサービス、ガソリン割引などのドライビングサポート、資産形成サポート、フラワーデリバリーなど…非常に付加価値の高いカードです。
BMWはダイナースカードから「BMWダイナースカード」を発行しています。
年会費は2万5000円＋税。オリジナルのキャッシュバックサービスや、会員限定のポイント交換プログラム、オリジナルグッズのプレゼント、ホテルや空港パーキングの優待、BMW正規ディーラーでの車輛購入代金の決済にも使えるなど、サービス内容は、ブラック・プレミアム系と変わりません。BMWのオーナーであれば、うまく使いこなせると思います。
このように、ユーザー属性にマッチするクレジットカードを発行することで、より高い満足感を生みだすというのも、ある意味上手なメーカー戦略ではないでしょうか。
ハイクラスのカーディーラーからは、オーナー向けのブラック・プレミアム系カードも。メインとして使うに値するだろう。いずれにしろ、様々なホルダーに向け、ユニークなサービスを提供していることが、おわかりいただけただろう。
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北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社（現NTT東日本）に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。2013年、All About「ポイント・マイル」のガイド、ザイ・オンライン「人生を5％豊かにするクレジットカード活用術」のコラム、ペイメントナビへの記事提供を開始。2014年から東京バーゲンマニア「お金の貯まるカード活用術」のコラム、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへの記事提供を行っている。ポイント・マイレージに関して、テレビ・雑誌等でも活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)』、『得するポイント(カード)の貯め方・使い方 (日本監督協会)』。ポイ探
