ヒルトンHオーナーズ
ホテルブランド:12ブランド
ヒルトンホテル/ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ/コンラッド・ホテルズ/キャノピーbyヒルトン/キュリオ・コレクションbyヒルトン/ダブルツリーbyヒルトン/エンバシー・スイーツ・バイ・ヒルトン/ヒルトン・ガーデン・イン/ハンプトン・バイ・ヒルトン/ホームウッド・スイーツ・バイ・ヒルトン/ホーム2スイーツ・バイ・ヒルトン/ヒルトン・グランド・バケーション(HGV)
ホテル展開:97カ国・地域4400軒以上
知名度だけではなくクオリティの高さでも知られる、ヒルトンホテルグループのホテルプログラムが、ヒルトンHオーナーズです。フルサービスからタイムシェアブランドまで幅広く取りそろえることで、顧客ニーズをキャッチしています。会員ランクおよび獲得条件、主な特典を紹介しましょう。
■ブルー
・デジタルチェックイン(チェックイン、客室選択、滞在時リクエストを24時間前からモバイル機器で可能)
・スタンダードWi-Fi接続無料
・レイトチェックアウト
・エクスプレスチェックアウト
・2人目の宿泊客無料(条件あり)
■ブルー(年間4滞在/10泊)
・ブルー特典すべて
・15%のエリートステイタス・ボーナス
・5泊目宿泊無料
・フィットネスセンターとヘルスクラブ利用
・1滞在につきボトルウォーター2本
■ゴールド(年間20滞在/40泊/7万5000Hオーナーズ・ベースポイント)
・ブルー特典すべて
・25%のエリートステイタス・ボーナス
・5泊目宿泊無料
・フィットネスセンターとヘルスクラブ利用
・1滞在につきボトルウォーター2本
・客室のアップグレード(一部ホテル)
■ダイヤモンド(年間30滞在/60泊/12万Hオーナーズ・ベースポイント)
・ブルー特典すべて
・50%のエリートステイタス・ボーナス
・5泊目宿泊無料
・48時間客室保証
・プレミアムWi-Fi接続無料
・フィットネスセンターとヘルスクラブ利用
・1滞在につきボトルウォーター2本
・客室のアップグレード(一部ホテル)
ヒルトンHオーナーズでは、1回の滞在で、Hオーナーズ・ベースポイントに加え、Hオーナーズ・ボーナスポイントまたはエアライン/航空マイルが獲得できるという仕組み。貯まったポイントは宿泊特典、ホテル内の特典、ショッピングやダイニング体験、ギフトに交換できます。そして、このホテルプログラムと提携するクレジットカードが、ヒルトンHオーナーズVISAゴールドカードです。
ヒルトンHオーナーズVISAゴールドカード
国際ブランド:VISA
年会費:1万3950円(税込)
カードホルダーになれば、ゴールドステイタスが付与され、カード利用1000円ごとに10ヒルトンHオーナーズ・ボーナスポイントも獲得できます。カード入会時や継続時にもボーナスポイントを得ることができ、参加ホテルに滞在・宿泊して同カードで支払うと、2000Hオーナーズ・ボーナスポイントもプレゼントされます。ホテル利用実績だと、年間20滞在/40泊、もしくは7万5000Hオーナーズ・ベースポイントという実績が必要ですが、わずかなコスト負担でクリアできるので、とても有利といえます。
なお、このブランドのカードには、シルバー会員資格が付与される「ヒルトンHオーナーズVISAクラシックカード」(年会費3195円:税込み)、最上級ランクのダイヤモンドVIP会員を通常よりも有利に取得できる「ヒルトンHオーナーズVISAプラチナカード」(年会費6万6500円:税込み)も用意されています。
ヒルトングループはアジアでも広く展開していて、日本でもヒルトン東京ベイ、コンラッド東京、大阪や名古屋、福岡といった主要都市にも拠点を構えています。利用機会が多いなら、会員になっておきましょう。
ーーSPGやヒルトンHオーナーズは、国内のみならず海外に頻繁に出かけることが多いなら、参加ホテルに泊まることもあるだろう。提携クレジットカードはともかく、会員になっておき、特典を利用していきたい。そして、次回は、日系ホテルの多くが参加するホテルプログラム「One Harmony」を取り上げ、11月のテーマを締めくくろう。
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北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、同年日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。社内システムの開発、Lモードの料金システム開発、フレッツ網の機器検証等に携わり2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。2006年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年3月代表取締役に就任。2013年、All About「ポイント・マイル」のガイド、ザイ・オンライン「人生を5%豊かにするクレジットカード活用術」のコラム、ペイメントナビへの記事提供を開始。2014年から東京バーゲンマニア「お金の貯まるカード活用術」のコラム、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへの記事提供を行っている。ポイント・マイレージに関して、テレビ・雑誌等でも活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)』、『得するポイント(カード)の貯め方・使い方 (日本監督協会)』。ポイ探