最大の特徴は、クレジットカードで納付することにより、カードポイントが付与されることです。利用できるカード以下の通りですが、日本国内で使えるほぼすべてを網羅しています。
・Visa
・Mastercard
・JCB
・アメックス
・ダイナースクラブ
・TS³
例えば、1ポイント=1円の価値があり、1%ポイント還元のクレジットカードだと、1万円の納税で100ポイント=100円分が還元されますから、決済手数料を払っても損はしません。ところが、還元率が0.5%だと、マイナスに…。もちろん、ポイントをマイルなどに移行すれば得になるケースもありますから、自分が持っているカードはどうなのか、事前にチェックしてから使うことをお勧めします。
言わずもがな、税金をクレジットカードで払いたいという人に対して、このサービスは非常にメリットがあります。ポイントが付与されますから、税額が大きくなればなるほど、お得感は増すというわけです。
一方、別途手数料が発生するので、これを負担したくないなら、従来通りの銀行振り込みや口座振替を利用することです。1回の納付上限は1000万円となり、分割払いやリボ払いにすることもできます(別途各カード会社の定める手数料が発生)。ウェブ上で支払いができるという利便性も踏まえて、活用を検討してみてはいかがでしょうか。
ーーー国税をクレジットカード払いできる、このサービス。注目に値するだろう。しかしながら、カード払いできるのは国税だけではなく、一部自治体地方税でも対応しているようだ。次回は、これについて取り上げよう。