法話は、「今年の漢字」を揮毫することでも有名な森清範貫主によるものでした。堅苦しい内容かと思っていましたが、そうではなく笑いとユーモアに包まれたお話しで、稀代の噺家である桂米朝氏を親に持つ、桂米團治氏による上方落語の「はてなの茶碗」は清水寺の境内にある音羽の滝のほとりにある茶屋が舞台になっていて、ゆかりのある演目を楽しむことができました。
拝観に関しては申し分ありません。ご存知の通り、清水寺といえば、世界遺産のひとつ。本堂の舞台はあまりにも有名ですし、見どころはたくさん。本堂は修復中でしたが、ライトアップされた境内は美しく、貸し切りですから混雑に悩まされることはなく、ゆっくりと見て回ることができました。
さらに今回のイベントでは、通常は非公開で二十八尊とその奥にある清水寺のご本尊、一面千手観音立像(御前立)が祀られている国宝本堂の内々陣の拝観ができました。奥の院ではジャズの生演奏もあり、かなり贅沢な空間です。これを一人当たり7000ポイントで体験できるというのは、相当の付加価値の高さだと思います。
今回はアメックスのイベントということで、京都まで新幹線の往復チケットと、宿泊先のウェスティン都ホテル京都は、コンシェルジュに手配をお願いしました。このように、旅行に関するほとんどのことをワンストップで済ませられるのも、プレミアム系クレジットカードの良いところです。また、アメックスでは今夏に横浜と東京・お台場で開催した花火大会にも会員を招待するなど、体験型のサービスに力を入れています。
ーーー非公開ゾーンも拝観できるなど、スペシャル感の高いアメックスのイベント。恒例になっているようなので、次回開催にも期待したい。そして次回、2018年最後のエントリーでは、鹿島神宮カードのホルダーを招待したイベントに触れよう。