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会員向けイベント&トラベルレポート 3/3

アメックス最高峰の空港ラウンジは
無料ながらハイレベルのサービス

さまざまな体験ができたサンフランシスコ旅行でしたが、最大の目的は別にありました。それが、アメックス・プラチナや最上位のブラックカード「アメックス・センチュリオン」のホルダーが対象の空港ラウンジ「THE CENTURION LOUNGE(センチュリオン・ラウンジ)」の利用です。現時点ではアメリカ国内に8カ所、香港に1カ所と世界に9拠点しかなく、そのひとつがサンフランシスコ国際空港だったのです。ただし今後はジョン・F・ケネディ国際空港やロサンゼルス国際空港、英ロンドン・ヒースロー空港など5つの空港に追加設置が予定されています。

なお、サンフランシスコ国際空港のセンチュリオン・ラウンジはターミナル3の74番ゲート近くにあり、セキュリティチェックで搭乗券を提示し、アメリカ運輸保安局の承認を受けないとゲート内に入れません。私もゲートで搭乗券とパスポートを提示し、ラウンジを利用したい旨を伝えると、問題なくセキュリティチェックに向かうことができました。

その後、74番ゲート方面に進んでいくと、アメックスのロゴと看板を発見。2階に受付があり、ここで再び搭乗券とパスポート、さらにアメックス・プラチナを提示するとなかに入れるという流れです、なお、営業時間は5時~23時で、搭乗時刻の3時間以内の場合に利用が可能。カード1枚に対して同伴者1名が無料で、家族カードの場合も同様とのこと。追加料金がある場合は1人当たり50米ドルを支払います。

ラウンジ内にはソファ席等が並び、2~3名で利用できる休憩スペースも。コーヒーやクッキーなど軽食だけではなく、ダイニングエリアにはサラダや肉類の食事、ワインなどアルコールも用意。Wi-Fiサービスもありました。これらがすべて無料なのですから、ハイレベルと言わざるをえません。やや混雑していましたが満足度は高く、日本にも登場するのを心待ちにするばかりです。

菊地宗仁_300

菊地 崇仁 (きくち たかひと)

株式会社ポイ探 代表取締役。大学卒業後、日本電信電話株式会社(現NTT東日本)入社。システム開発に携わる。2002年の同社を退社後、友人と共に起業。ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年代表取締役に就任。現在All About、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへ記事を提供する他、テレビ・雑誌でも活躍中。著書に「新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)」、「できるAmazonスタート→活用 完全ガイド(インプレス)」他。

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