コンパニオンカードの券面は地球をモチーフにしたデザインで、主カードであるダイナースクラブの雰囲気を踏襲しています。TRUS CLUB ワールドエリートカードに関してはmastercardのロゴもグレーとシルバー基調で高級感を醸し出しています。
カードを2枚持つとポイントや請求の管理が面倒になると思うでしょうが、そうではありません。ポイントプログラムであれば、ダイナースクラブ プレミアムカード、もしくはダイナースクラブカードの利用分にコンパニオンカードの利用分も合算されるので、効率的にポイントをためられます。TRUS CLUB ワールドエリートカードが100円=1P、TRUST CLUB プラチナマスターカードが200円=1Pです。請求や支払い口座も一緒なので、管理の手間がかかりません。ただし、利用代金明細はカードごとに表示されるので混同することなく、例えば「メインカードはプライベートでコンパニオンカードはビジネス」といった使い分けもできそうです。
あるいは、ダイナースクラブの非加盟店であってもmastercardが使えるのならそちらで決済しておくことができ、ポイントや請求は一本化されているので効率的です。日本のみなら世界的にみても、mastercard加盟店の数は膨大で、それだけに使い道はありそうです。ダイナースクラブとしてもコンパニオンカードを発行することで既存ホルダーの満足度を高めることができ、新規顧客の獲得にもつながります。
ーーダイナースクラブが始めた、コンパニオンカードのサービス。非常に有用な取り組みと言える。次回は、同カードの付帯得点について解説する。