一方、クレジットカードは今年どうなるでしょうか。昨年はコード決済が盛り上がったので、特に注目すべきプレミアム系のカードは登場しませんでした。しいて言うなら、Visaが付帯特典を充実させたくらいでしょう。同社は東京五輪のメインスポンサーなので大きく動いたのだと思います。他社は東京五輪に絡むことはできませんから、アクションしづらかったのではないでしょうか。
ただし、オリンピックが終わったら話は変わります。もしかすると、各社から新たなカードが発行されるかもしれません。近年は年会費の安い低コスパ系のプラチナカードの発行が目立ちましたが、付帯特典の充実した新機軸のカード出るなんてことも。政府のインバウンド施策は続き、カードを専用端末にタッチして支払うコンタクトレス決済は、まだまだ伸びしろがあります。むしろ、欧米人はクレジットカードの利用が多いので、加盟店は拡大するでしょう。
このように、2020年はコード決済、クレジットカード、ポイントなどあらゆる分野で、大小さまざまな変化が訪れそうです。気になるトピックはどんどん取り上げていきますから、ぜひお付き合いください。