秋以降に複数のジャックスカードで
ポイント還元率が変更
クレジットカードはユーザー数や特典の利用状況に応じて、サービスを改定することが珍しくありません。秋以降は、ジャックスカードの複数カードでポイントの還元率が変わるようです。
例えば、FX事業者のインヴァスト証券と提携した、「インヴァストカード」と「インヴァストカードゴールド」では、2010年10月請求分までは、インヴァストカードで100円=1P、インヴァストカードゴールドで200円=3Pだったのが、11月請求分からは、前者が200円=3P。後者が400円=3Pに変わります。還元率で言うと一般カードは1%から0.5%、ゴールドカードは1.5%から0.75%になった格好です。
ジャックスではほかにも、「REX CARD」のポイント還元率も、2000円=25P(2020年10月請求分まで)が2000円=20P(2020年11月請求分から)に。従来は12万円の利用で1500円分のJデポに交換できましたが、15万円使わないといけなくなります。「Reader’s Card」でも同様の変更が行われています。一方で、2020年10月からは全国の宇佐美直営のサービスステーションでは、ガソリン・軽油が1リットル当たり2円、灯油は1リットルあたり1円、燃料油以外の一部商品は3%オフになるサービスが始まりました。
出光カードの「プラスポイント」では、9月までは1000Pが1000Pの楽天ポイントの交換できましたが、10月以降は1000プラスポイント=750楽天ポイントに変わっています。来年1月12日からは、従来は5000プラスポイントが5000円相当のポイント交換だったのが、5600プラスポイント(JCBギフトカード、Amazonギフト券など)が必要になります。
消費増税やコロナによって業績が低迷しているのか理由は定かではありませんが、ポイントの付加価値が下がるサービス変更が相次ぎました。こうしたことは一般カードのみならず、プレミアム系クレジットカードでも起きるかもしれません。何かあれば、ここでもお伝えしましょう。
*2020年10月19日掲載