小型船ならではのクルーズを提供するポナン（本社：フランス・マルセイ）は、仏領ポリネシア、南太平洋を拠点としたクルーズを提供するポール・ゴーギャン・クルーズの買収計画を発表した。

ポナンとポール・ゴーギャン・クルーズのそれぞれのブランドが合わさることによる相乗効果で、さらに魅力的な旅程や高級ホテルのような食事とサービスを提供するとしている。

買収後も両ブランドを維持する形で運行を継続し、ポール・ゴーギャン・クルーズCEO Diane Moore氏を初めとする彼女のチームはアメリカ ワシントン州ベルビューを、ポナン アメリカCEO NavinSawhneyはニューヨークを本拠地とする。

ポナン創設者で社長のジャン エマニュエル ソウヴェエ氏は次の様にコメント。「ポール・ゴーギャン・クルーズを迎え入れることができ大変嬉しく思っています。小型船クルーズを得意とする我々が手を組むことにより、お客様はアイコニックで豊富なクルーズを地球の端から端まで、目的地や体験に合わせて数多くの選択肢から選ぶことが可能となります。様々な経験から生まれたお互いのユニークなDNAを持ち続けている間、我々の価値やオペレーションを共感できる完璧なコラボレーションとなるでしょう。」

ポール・ゴーギャン・クルーズCEO Diane Moore氏は次の様にコメント。「ポナンファミリーに加わり、ポール・ゴーギャン・クルーズの情熱や確かな経験、高品質のサービスは受け継がれます。ポナンのより広い世界に我々のお客様をご紹介できることをとても楽しみにしております。そしてポナンのお客様をポール・ゴーギャン・クルーズは心より歓迎いたします。」

PONANT（ポナン）は1988年にジャン エマニュエル ソウヴェエと12名の船乗りが設立。同社は高品質のサービスとユニークなコンセプトの船旅を、小型船である事にこだわり提供するという新しいラグジュアリークルーズを確立した。2018年、未来へ持続可能な観光事業を確立するため、PONANT財団を設立。PONANT財団では美しい海と南極・北極の自然を保護し、人々の交流を促進することを目的としている。