リビエラグループは、日本のホテルでは初となる電気自動車(以下EV)による充放電システム「V2B( Vehicle to Building の略)」とワークプレイスチャージングを導入し、環境と非常時に配慮したホテル『MALIBU HOTEL(以下マリブホテル)』を、リビエラ逗子マリーナ(神奈川県逗子市小坪5丁目-23-16)に2020年3月26日よりオープンしている。
これは、SDGsに寄与する「リビエラ未来創りプロジェクト(2006年開始)」の一環で、2012年に開始した環境や生きがに配慮した街づくり「エコロジータウン・リビエラ逗子マリーナ」による考え方で進められている。
マリブホテル駐車場にはEVに繋いで充放電を行う3基のPCS (パワーコンディショニングシステム)が設置され、屋上には約2.4kW出力の太陽光発電システムが設置されている。
CO²削減に寄与するという観点では、充電器に接続したEVの充電調整を行う「ワークプレイスチャージング」に加え、ホテル全体の使用電力が過剰になったら太陽光発電やEVからの電力を利用し「ピークカット」の管理を自動で行うことが可能となっている。
また、災害や停電などの非常時には、ホテルのフロントおよび一部のコンセントへの「BCP(事業継続計画)対策の電源供給」を行うことができるという。
同社は今後も、環境にも非常時にも配慮する事業を展開していくとしている。