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テトラの空飛ぶクルマが米国で飛行試験を開始

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2021年7月に初公開した空飛ぶクルマの新機種Mk-5の予約販売を行っているテトラ・アビエーション株式会社(本社:東京都⽂京区、福島⽀社:福島ロボットテストフィールド内)は2022年のデリバリーに向け米国でSpecialACを取得し、オープンエアでの無人飛行試験等を開始した。有人飛行試験ののちキットプレーンとして販売するという。

テトラ・アビエーション株式会社は8月16日(米国時間)に日本で開発した新機種Mk-5(マークファイブ)の米国内で飛行試験等を行うための認証(登録番号:N155TA)を取得した。同社は実機体の米国内での試験飛行等を行うため、米国連邦航空局との調整を行い、試験飛行許可を申請し、書類審査や実地検査等を経て承認された。これにより米国のみならず日本おいても試験飛行実施の際に都度、国土交通大臣の許可を得ることで実証実験として飛行することができるようになった。

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テトラ・アビエーション株式会社は、2018年に設立した「空飛ぶクルマ」と呼ばれる垂「直離着陸航空機(eVTOL)」を開発する東大発のスタートアップ。2020年2月には国際航空機開発コンペGoFlyにおいて、プラットアンドホイットニーからディスラプターアワードを受賞し、大会最終審査で唯一賞金を獲得したチームとなった。GoFly終了後、資金調達を行いながら販売モデルの開発を行っている。

今後、まずは個人利用としてのeVTOLを開発し、購入者からのフィードバックをもとに量産型eVTOLの開発を行い、2025年に行われる大阪万博での飛行など2拠点間移動サービスを行うための機体をリリースしていくとしている。

エンリッチ編集部

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