米国のトータルラゲージブランド「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)」より、限定アルミニウム製ラゲージが登場。2019年2月9日から直営店で販売が開始された。
NASAの依頼によりアポロ11号用「月面採取標本格納器」を製造し、1969年に月面より月の石を持ち帰ったエピソードでその名が世界に知られるようになったゼロハリバートン。同モデルは、この月の石を持ち帰ったことで有名なアルミ製ケースも製造した、アメリカ・ソルトレイクシティにある工場で特別に成形を行った限定アルミニウム製ラゲージ。当時と同じ素材、加工方法で製造されたアルミニウムの本体や過去に人気の高かった6輪キャスターに、最新機能である指紋認証ロック機構を搭載。アーカイブデザインにモダンテクノロジーが融合した形だ。
同モデルは、航空機などにも使用されるアルミニウム合金の板に絞り(成型)をかけてから、熱をかけるコールドフォーミングという製法でゆっくりとプレスして成形。熱加工や表面処理、丹念な磨き加工で、耐久性・強度・密閉性を生み出している。
ゼロハリバートンでは初となる、指紋認証ロック機構も採用。指をかざすだけでスーツケースの開錠が行える最新のテクノロジーを搭載する。指紋は最大で50個まで登録が可能だ。