ベントレー マリナーの新しいコーチビルト部門の最初の製品である新型バカラル(Bacalar)は、わずか12人に提供される。
バカラルのエクステリアのボディパネルには、他のベントレーのモデルと共有する部分がなく、ベントレーの職人技の粋を集め、オーナーの想像力により生み出される極めて高級なインテリアを備える。
このビスポークモデルには今まで見たことのないペイント・オプション、エクステリア・トリートメント、インテリア・フィニッシュ、マテリアルが採用されており、これらが本物のコーチビルド・カーとしてのエッセンスとなる。
ベントレー マリナーは、さまざまなテーマやオプションの参考に、バカラルの仕様例を6種類作成した。同社でカラー&トリム担当責任者を務めるマリア・モルダーは、次のようにコメント。
「当社が作成した6つの仕様例には、それぞれに独自の個性や目的がありますが、共通しているのは、このレベルの個別化や細部への配慮を反映できるのはバカラルだけであるということです。」
「もみ殻の灰を原料とした派手なイエロー・フレーム・エクステリア・ペイントや、このクルマの伝統が反映された繊細なモス・グリーン、オーナーのためだけに職人が開発したパイピングや、共同で開発した独自のファブリック・ブレンドなど、バカラルは、個人的なスタイルに関係なく、さまざまなアイデアを実現する機会をもたらします。」
同モデルの開発作業はベントレーのクルー本社の営業が再開されるまで休止となっているが、それぞれ独自のビスポーク仕様の開発を再開する準備は整っているという。