日産自動車株式会社は、同社の電気自動車「日産アリア」がドイツの「レッド・ドット・デザイン賞」をプロダクトデザインカテゴリーにおいて受賞したと発表した。日産が同賞を受賞するのは今回で7度目。
1955年に創設されたレッド・ドット・デザイン賞は、ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター(Design Zentrum Nordrhein Westfalen)が主催する世界最大のデザイン賞の一つ。本年は50名の工業製品製造者およびデザイナーが審査員を務め、美しさ、機能性、品質、人間工学、耐久性、革新性など9つのデザイン要素を基準に選考が進められた。プロダクトデザインカテゴリーには約60ヵ国・7900点の応募があった。
日産アリアは、同社が培ってきた電気自動車のノウハウと最新のコネクテッド技術を融合させたクロスオーバーEVで、力強い加速、滑らかな走り、EVの特性を活かした静粛性を兼ね備えている。
今回の選考では、電気自動車としての優れた革新性が認められ、「タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム」という日産独自のコンセプトを採用した高品質なデザインが評価されたという。