電気自動車BMW i3(アイ・スリー)が、2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、環境、安全その他の革新技術を、最も持つ乗用車に与えられるイノベーション部門賞を受賞するとともに2014-2015の10ベスト・カーに選出された。
単に電気自動車というだけでなく、生産から使用、そして廃棄といった、車両を生産する過程すべてに徹底的なエコ思想を貫き、自動車が直面している課題に真正面から取り組んだ姿勢の他、軽量化技術の最先端であるCFRP(カーボンファイバー)を量産した意義も大きいと評価された。
BMW公式HP
日本カー・オブ・ザ・イヤーについて
市販を前提として日本国内で発表される乗用車の中から、年間を通じて最も優秀な乗用車を選定し、その乗用車に日本カー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを与え、その開発・製造事業者を称えることにより、一層の性能・品質・安全の向上を促すと共に業界発展と地球環境保護、交通安全に寄与することを目的に設立されている。世界からも注目されるカー・オブ・ザ・イヤーの一つであり、1980年の第一回から数え、本年は第35回目となる。日本カー・オブ・ザ・イヤーは実行委員、評議員、選考委員で構成されている。実行委員は自動車雑誌、自動車関係の記事を積極的に扱っている一般雑誌、紙、放送、Web媒体などの媒体本位で構成され、その実行委員から推薦を受けた59名が選考委員となり、厳正な投票が行なわれる。