デルタ航空（NYSE：DAL）は、シアトルにおける路線拡大と空港施設への投資の一環として、2016年後半に、シアトル－タコマ国際空港に2つ目のラウンジ「デルタ スカイクラブ」をオープンする。

新ラウンジは、コンコースAとコンコースBの間に設置され、滑走路とマウント・レーニア（レーニア山）の眺望を楽しむことができる。占有面積は21,000平方フィートで、デルタ航空のネットワークの中でも5本の指に入る広さとなる。

西海岸北部（パシフィック・ノースウエスト）らしさを出すため、家具には木目調を取り入れ、地元のギャラリーが選定したアート作品を展示。スパ・スペースや、フライトのヘルプサービスなどが用意される。

さらに、を活用したシェフ考案メニューと、シアトルのクラフトビールメーカーのビール、デルタ航空のマスターソムリエが選んだ地元産ワイン、シアトル発祥のスターバックス・コーヒーを無料で提供するという

デルタ航空は、シアトル－タコマ国際空港で2番目の運航規模を誇る。ピーク日には30以上の都市に向けて1日100便以上を運航しており、この中には日本、アジア、欧州に向けた8つの国際線長距離路線が含まれ。2016年6月までには、ピーク日の出発便数が44都市行き140便に拡大し、2013年6月の18都市43便と比べると3倍以上拡大するもようだ。