マセラティはモナコの5つ星ホテル「オテル・ド・パリ・モンテカルロ」とのパートナーシップ事業を7月1日から9月30日まで展開している。著名デザイナーを招き、両者のコラボレーションで同ホテルのスイートルームを創り上げた。
イタリアのインテリア・デザイン界における新進デザイナー、L + Rパロンバ(ルドヴィカ&ロベルト・パロンバ)が手掛けたスイートルームは、ピュアで上品な色調のグレーと貴重な素材を採用した夢の空間となっており、費用や手間が惜しみなく投入されている。
オテル・ド・パリの3階に設けられたマセラティ・ポップアップ・スイートは、地中海とカジノ・ド・モンテカルロ広場、両方の眺めを楽しめる。リビングルームの中心には、モンテカルロで勝利を挙げたマセラティのミニチュアモデルが飾られている。スペースのテーマは“絶対的なミニマリズム”。すべてにおいて美しく絶妙なライン、マセラティが誇る時代を超越したエレガンス、そしてオテル・ド・パリの優れたサービスが融合している。
ベッドルームには伝統あるイタリア自動車メーカーならではの演出が施されている。エルメネジルド・ゼニアによってデザインされたファブリック製のヘッドボードは、壁面に対する装飾にもなっている。また、グレイン・レザー仕上げのアームチェアは、マセラティが生み出したラグジュアリー・サルーンのインテリアを思い起こさせる。
その他、ニース空港までの送迎、マセラティの4 シーター・コンバーチブル“グランカブリオ”の利用、朝食やモデナスタイルのカクテル・ビュッフェなど、さまざまなサービスが受けられる。
1957年以来、双方のブランドは、オテル・ド・パリにマセラティ・ポップアップ・スイートを設けるというかたちで、両者のコラボレーションと伝統を祝い続けている。