デルタ航空(NYSE:DAL)は、2018年11月から2019年3月にかけて、新たに4つの日米路線に、個室タイプのビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」とプレミアムエコノミー「デルタ・プレミアムセレクト」を導入する。これは、エアバスA350-900型機の追加納入と、ボーイングB777-200ER型機とB777-200LR型機の改装完了に伴うもの。
「デルタ・ワン スイート」と「デルタ・プレミアムセレクト」を搭載したA350-900 型機は、昨年10月の成田―デトロイト線に最初に導入され、現在ではソウル-デトロイト線、上海-デトロイト線、北京-デトロイト線、上海-ロサンゼルス線で運航されている。2019年末までに、13機のA350-900型機が追加納入され、全8機のB777-200ERと全10機のB777-200LR型機も、A350機と同じ機内設備に改装される予定。
また、日米路線以外には、シドニー-ロサンゼルス路線にも改装済みのB777-200ERが2019年に導入される予定ですが、運航開始日は未定。
「デルタ・ワン スイート」は、デルタ航空の長距離国際線およびアメリカ大陸横断路線の最上位クラス「デルタ・ワン」を発展させ、快適性とプライバシーを重視して開発された。スライド式ドアで仕切られたプライベートな空間に個人用収納スペースを設け、最新の機内エンターテインメントシステムを備える。
「デルタ・プレミアムセレクト」は、長距離国際線のビジネスクラスとエコノミークラスの中間に設ける新しいキャビン区分。