世界最大級のオンライン旅行会社Booking.com(ブッキング・ドットコム)は、旅行者が宿泊施設やレンタカー、空港発着タクシーなどを予約する際、素晴らしいおもてなしで特に優れた体験を提供しているパートナーに授与される「Traveller Review Awards 2020」の審査結果を発表し、220の国と地域にわたる約100万(986,449)の施設やビジネスに賞を授与した。毎年パートナーに授与されるこの賞は今年で8回目となり、宿泊施設を運営する様々なパートナーに加えて、今回は初めて交通関係のパートナーも対象となった。
2020年の受賞件数が最も多かったのは、イタリア(130,253件)、スペイン(66,755件)、フランス(61,492件)、ドイツ(49,777件)、クロアチア(42,763件)、アメリカ(42,112件)、イギリス(41,848件)、ポーランド(36,793件)、ロシア(36,296件)、ギリシャ(33,259件)の順となった。日本国内のパートナーはアジア最多の12,616件が表彰され、世界で12番目となっている。
「地球上で最も居心地の良い場所」のトップに2年連続で輝いたのはギョレメ(トルコ)。続いて、タトランスカ・ロムニツァ(スロバキア)、フォンニャ(ベトナム)、コバリード(スロベニア)、コッヘム(ドイツ)、ドゥーリン(アイルランド)、台東市(台湾)、シェーナ(イタリア)、モンテ・ヴェルデ(ブラジル)、そして2018年にも選ばれたレイク・テカポ(ニュージーランド)が入った。
また、日本で最も居心地の良い場所として世界に評価された地域は、屋久島(86.67%)、由布(73.13%)、富士吉田(69.23%)、名護(67.62%)、箱根(67.12%)となり、美しい自然や温泉など日本らしさが溢れる地方の宿泊地が人気であることがうかがえる結果となった。