全世界15カ国で26軒のウルトララグジュアリー ホテルやリゾート、レジデンスを展開するローズウッドホテルズ&リゾーツ傘下のアイコニックホテルである「ザ カーライル ローズウッド ホテル/The Carlyle, A Rosewood Hote」は、3年におよぶ改装の完了を発表した。
ニューヨークを本拠地とし、多数の栄誉ある賞を受賞しているデザイン事務所「tonychi studio」がデザインを担当した「ザ カーライル」の新たな客室とスイートは、過去90年以上にわたり迎えてきた豪華なゲスト達にインスパイアされているという。客室はラグジュアリーな備品や調度品、黒の漆塗りの羽目板、著名なデザイナーのLudwig BemelmansとMarcel Vertèsを彷彿とさせるセントラルパークを題材にした装飾模様を描いた壁紙、綿密なキュレーションによるアートワーク、書籍などにより端正な邸宅らしさを醸し出している。
タワーの26階全体を使った「プレジデンシャル スイート」は、究極のマンハッタン生活体験を提案する。かつて私有マンションだった同スイートは近年、同ホテルの所有となった。街の360°を見渡す眺望を特徴とし、セントラル パーク、ミッドタウン、さらに遠方までの景色を楽しむことができる。プライベートエレベーターの乗降エリアやエントランスは金箔とエッチングを施したアール デコにインスパイアされた壁画で飾られた。この邸宅風スイートは、ベネチア産石膏が壁全体に使われており、寝室3室、フルサイズ浴室4室と1/2サイズの浴室、リビング、フルキッチン、メディアエリアを備えている。