マリオット・インターナショナルは、2022年後半にアジア太平洋地域で1,000軒目のホテル開業を目指し、同地域におけるポートフォリオを更に拡大する計画を発表した。本年中に同地域にて約100軒のホテルおよびリゾートを開業予定だという。
発表によると中華圏でのラグジュアリー需要は引き続き高まっており、アジア太平洋地域で開業予定のラグジュアリーホテルの半数以上を中華圏が占めているといい、リッツ・カールトン・リザーブ、JWマリオット・ホテル長沙、Wマカオ – スタジオシティをはじめとするラグジュアリーホテルが開業予定だという。
レジャー旅行に対する需要が急速に高まっているといい、レジャー需要がビジネス旅行を上回り続ける中、同社は2022年に数々のレジャーデスティネーションのプロモーションを強化していくとしている。韓国では2022年5月にJWマリオット済州リゾート&スパを開業し、済州島にJWマリオットブランドが初上陸する。また、2022年後半に開業予定のWシドニーは、オーストラリアで3軒目のWホテルとなる。
また、同社の代表的なウェルネスブランドであるウェスティンホテル&リゾートは、2022年に横浜とカムランで新たに2軒のホテルの開業を予定している。