RICHARD MIILE(リシャール・ミル)は、腕時計のF1をコンセプトとして2001年に数々のラグジュアリーブランドのマネージャーを歴任したリシャール・ミル氏が創業した新進気鋭の超高級時計ブランド。売れている時計の平均価格は1,000万円の大台を超えるとされる。創業者が「自分自身が欲しい、着けたいと思う時計のみを製造したい」と願い、コスト面などの妥協を一切許さず、発表時最高の技術と素材を惜しみなく投入して作られる。
ファーストモデル「RM001 トゥールビヨン」は、F1や航空宇宙産業において使われる技術と素材を採用、究極の時計作りをコンセプトとした。F1カーの設計思想も盛り込まれた、日常で気兼ねなく使えるこのコンプリケーション(複雑時計)は全世界にセンセーションを巻き起こした。
シグネチャーモデルが誕生し、装着してレースやテニスの公式試合に挑んだフェリペ・マッサ(F1)やラファエル・ナダル(テニス)らの活躍もニュースとなり全世界を駆け巡った。しかしリシャール・ミルは、彼らを単に広告戦略上のアンバサターと位置付けていない。パフォーマンスから導かれる成果を共有、新たな時計製作に活かす「ファミリー」と捉えている。
そんなリシャール・ミルの最新モデルが、ご覧の「RM 69 トゥールビヨン エロティック」。このネーミングは、内に秘める欲望を公けにするといった意思が込められている。遊び心溢れるこの高級タイムピースは、快楽を想起させる言葉を表示し、時計を身に着ける人の目を楽しませる。男女の営みを機械細工により露骨に見せる技巧的なエロティック時計は、時計製造史に刻まれている。が、リシャール・ミルのニューカマー「RM 69」は、それらとは全く異なる。愛とエロチシズムが言葉で表現されるのだ。からくり人形が演じる愛の営みのシーンでなはく、この作品は情熱、官能、さらにセックスを明確に言葉で表現。